ゲームと中国語ブログ

趣味のゲームと中国語学習について書いていきます

趣味としての中国語会話学習その2

駅前留学でおなじみのN校の話です(潰れる前の話です)。

 

授業ですが、英語以外はTVでの授業でした。

ただ旗艦校になると中国人の先生が居て実際に対面で授業が出来、

サロンのような部屋で別料金で4コマくらい自由会話をすることができました。

 

サロンには入学してから1年くらいでいったんですが、正直生徒の会話も含めてあまり聞き取れませんでした。

 

来られている方たちは今の記憶でも特に発音が悪い方はいなかった印象があるので(まあ授業に加えてサロンに来るくらいなので当たり前ですが)、聞き取れなかった理由は当時の自分の語彙力、聴解力不足などだと思います。

 

一回サロンの帰りにサロンの常連の人たちと飲みに行きましたが、留学を目指してすでに行く直前の人や、週3、4回授業を受けてる人、親が中国人の人など、色々な方がいたので刺激になりました。

 

さて、TVの授業ですが、以下のような感じでした。

基本的には電話で登録している学校に連絡して予約を取ります。

その後で、英会話のテーブルとは別の個室があり、TVとヘッドホンをつけて画面をみながら学習するスタイルでした。

 

画面は四分割されており、先生が一人で残りの三人が生徒です。

レベルごとにテキストを購入し、30~40位単元があり、その中からランダムで選択されて授業が始まるシステムでした。

同じ授業が連続して行われたことがなかったので、予約者をみて単元がかぶらないように調整されていたと思います。

 

そして、ある程度テキストの単元をカバーする分授業を受けると、レベルアップの試験が別にTV電話で行われ、合格すると次のレベルにすすみ、テキストが変わります。

このレベルアップ試験なんですが、結構受けさせてもらえるまで慎重に判断されるというか、レベルアップできることが大体確定してる人に連絡が来てたようです。

半分も単元を終了しないうちに連絡が来たという人もいたようですが、自分の場合は大体8割くらい単元を修了すると連絡がくる感じでした。

 

で、肝心の所感ですが、何年か勉強してたのですが、特にTVでの授業であることに不満は無かったですね。

始まるまでどの単元の授業をするのかはわからないのですが、確か必ず板書しなくてはいけないような内容はすぐ画面に出るようになってたと思います。くわえて先生が自由に書く場合も有るなど、復習に困らないような量の板書が出来ていたと思います。

あと、先生と生徒が毎回変わるので、毎回新鮮な気持ちで授業を受けられました。

 

N校が終わった後に学校を変えた後は全部マンツーマンで授業を受けているので体験しなかったのですが、複数人で対面授業されている方だと、理解力などの差で、生徒で付いて来れない人が出てきて授業が進まずにイライラするなどの不満をかかえてる方もいるようです。

 

N校のTVレッスンだとレベルが細かく分かれているのも良かったのか、大体同じようなレベルの人が集まっており、とくに他の生徒に対してイライラするような感情は持ちませんでした。

 

そのころやや時間に余裕があったので週2~3コマ受けていましたが、入学したあと超初心者の時に会話の量をこなせたのが後々学習を続けていくときの経験値としてプラスになった気がします。

 

当時の勉強法ですが、直前までやる単元がわからないので、予習は暇な時に文法が載っているページをさらっと読むだけで、基本的には授業が終わった後で受けた授業の板書を別のノートに清書し、わからなかったことや、ピンインなどを書いていたと思います。

また、入学する前に聞いていた物語CDは引き続き聞いていました。

 

物語CDが軸になってたので、基本的に単語単位での暗記はせず、文章単位で覚えていました。

なので、知っている単語が出てくると、一緒に文章も思い出すので、自分で学習した感覚だと、会話に適していたと思います。

 

N校ですが当時の形態での学校としては潰れてしまって残念ですが、潰れてすぐ別の学校を探し、その学校でずっと会話を続けています。

その学校では初めからマンツーマンだったのですが、N校で授業を受けていてマンツーマンがいいと思ってそちらにしたんだと思います。

 

マンツーマンの利点としては・・

  • 先生と一対一なので、たくさん話せる
  • 先生としか話さないので、少なくとも会話の流暢さのレベルの測り方は先生の流暢さのレベル基準として考える習慣が身につく

 

上記自分が考えていることなので、異論はあると思います。ブログなので、今思ってることを書きました。

 

先生も対面の場合だと同じ先生が担当する場合が多いので、慣れてくるとやや発声をミスしても指摘をしてこなかったり、こちらも当たり前なんですが、テキストの発音の流暢さより明らかに劣った発音でも日本人学生の一般的な程度を上回ってる場合ほめてくる場合があります。

それに流されないように、褒められるかどうかにかかわらず、自分の頭の中では「ミスしたな」と思ったり、「たどたどしくなってしまった」など、ネイティブの発声を基準に考える癖をつけておくと、気持ちが緩まないと思います。もちろん間違いを指摘された場合は直すように心がけています。

 

それでも、速度面では、一般的な会話学校の授業なので、最速でも中国人同士でやや伝えるのに慎重になるような物事を正確に伝え合うときの速度になってしまうと思っています。

ですので、会話速度については日本で趣味で学んでるレベルですと、ネイティブが友人や家族と話す早さに及ぶのは難しいと思います。

 

そのあたりは自分が興味を持てそうな動画などを探すなどして工夫する必要があると思います。

今は中国でもユーチューバーがいるので、中国語の動画サイトを探してみるとかですかね。

あとは中国語の歌ですが、個人的な感想を言うと、覚えたいような歌にめぐり合うまで人によっては長い時間が掛かってしまう印象です。覚えたい曲が見つかれば気がついたら勝手に歌ってたりするようになるので、そのようなものにめぐり合うように色々検索などをするといいと思います。

自分は声質や音楽性で自分にあったものを基準にしています。

 

一人の歌手のみを聴く等をしてしまうと、その歌手の発声の癖がうつってしまったりもするのですが、まあそのあたりは趣味なのでまあいいかと割り切っています。

変な癖をつけたくない場合は、先生に流行曲で発声がいい歌手を聞いたり、複数の歌手がカバーしている曲などを聞くと癖がつきにくいかなと思います。

 

ただ、これらも合わないと疲れてしまうので、とにかく自分にあったものを見つけて趣味として長く付き合っていくのが良いと思います。